マリア様がみてる〜春〜
マリア様がみてる

第1話「長き夜の」

正月二日に祐巳は白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)である佐藤聖さまから山百合会の“合宿”に誘われる。しかし待ち合わせ場所には聖さましかおらず、聖さまの運転する黄色の車で“合宿所”に行くことに。

実は“合宿所”は祐巳のお姉様である紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)小笠原祥子さまの豪邸で、山百合会のメンバーが全員集合していたのだった。

薔薇さまたちや、柏木、祐巳の弟の祐麒も交え、楽しい時間を過ごす祐巳。
さらに聖さまと共に祥子さまのお宅に泊まることになり…。

小笠原清子/相沢恵子

脚本:吉村 元希
絵コンテ:斉藤 哲人
演出:平向 智子
作画監督:秋山 由樹子

第2話「黄薔薇まっしぐら」

今回は三月の話。祐巳は写真部の蔦子から数枚の写真を渡される。
写っていたのは黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)である鳥居江利子さま。
ただし日替わりで違う男性と寄り添う写真。
祐巳は写真の事実を山百合会メンバーで相談しようとするが、うまく切り出せない。
蔦子に写真を返そうとするが、紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)の水野蓉子さまに見つかってしまう。
さらに新聞部が、『イエローローズ』なる援助交際の女子高生を主人公にした小説をリリアン瓦版に載せて学園内は騒然!

学園長/麻生美代子
山辺/伊藤栄次
江利子の父/伊藤和晃
鳥居家長男/風間勇刀

脚本:真部 千晶
絵コンテ:福田 道生
演出:筑紫 大介
作画監督:辻 美也子

第3話「いと忙し日日」

三薔薇さまを除いた山百合会メンバーによる、卒業式の準備は着々と進んでいた。ところが祥子は肝心の山百合会内の「薔薇さまのお別れ会」のことを忘れていたのだった。
あわてて祐巳が三薔薇さま方にお別れ会の日程の連絡を入れる中、聖さまから「隠し芸」の出し物について問われる。
祐巳、由乃、志摩子の3人は相談し、それぞれ隠し芸を披露することに決まる。祐巳は祐麒の指導の元お別れ会に向けて深夜の特訓をするが、寝不足がたたって授業中に倒れてしまう・・・。

蟹名 静/りの
保科栄子/湯屋敦子

脚本:高橋 ナツコ
絵コンテ:斉藤 哲人
演出:吉田 俊司
作画監督:森本 浩文

第4話「Will」

卒業式まであと二日。祐巳は間近に迫った薔薇さま方との別れに寂しさを募らせていた。そんな中、蓉子に突然ミルクホールへと誘われる。蓉子は卒業を前にして、祐巳に祥子のことを託したかったのだ。一方薔薇の館では、薔薇さま方の忘れ物を見付け、祥子と令がお姉さま方への思いを巡らせる。
送る側、送られる側、それぞれの思いが交錯する中、祐巳は一人教室に残る聖を見付けた。聖が志摩子に何も言っていないことを気にしていた祐巳は、何か自分に託したいことは無いかと聞くが・・・。

脚本:吉村 元希 
絵コンテ:古橋 一浩
演出:則座 誠
作画監督:服部 憲知

第5話「いつしか年も」

遂に卒業式当日となった。聖は幼稚舎での江利子との過去を、蓉子は中等部に入学して初めて聖と出会った時のことを、江利子は蓉子に興味を持った日のことを思い出す。
式はつつがなく進行していたが、在校生代表として送辞を述べていた祥子は、途中で涙が止まらなくなってしまう・・・。
式が終わり、山百合会の面々は記念撮影を始めた。そして薔薇様方は思い出の詰まったリリアンを去って行く・・・。

蟹名 静/りの
山辺/伊藤栄次

脚本:吉田 玲子
絵コンテ:ユキヒロ マツシタ
演出:平向 智子
作画監督:相澤 昌弘

第6話「片手だけつないで」

時は遡り、一年前の春の話。志摩子は桜の木の下で聖に出会った。それから、志摩子は聖を意識するようになり、聖も志摩子に特別な感情を持つようになった。
やがて志摩子は薔薇の館に連れてこられる。蓉子が山百合会の仕事を手伝って貰おうと呼び出したのだ。また一方で、聖と志摩子を近付けようとする意図もあった。聖はそれに反発し、一度は志摩子を拒絶するが、自分と重なる志摩子の姿を見て、山百合会の手伝いに来ることを受け入れた。
数ヶ月後、祥子が志摩子を妹にしようと名乗り出るが・・・。

先代白薔薇さま/高山みなみ

脚本:真部 千晶
絵コンテ:古橋 一浩
演出:古橋 一浩 山名 隆史 
作画監督:辻 美也子

第7話「チェリーブロッサム」

新年度に入り、高等部に新入生が仲間入りしてきた。
そんな中、志摩子は気が抜けたような様子で、時間が余ると一人校舎の裏に行き、桜を見ていた。―その桜の木の下で、新入生の二条乃梨子と出会う。乃梨子もまた、高校から入ったリリアンに馴染めず、入学式の日以来気にかかっていた桜を一人で見ていたのだ。
一方、薔薇の館では祐巳が、祥子の遠縁にあたるという新入生の松平瞳子と出会っていた…。

住職/沢木郁也

脚本:吉田 玲子
絵コンテ:小島 正士
演出:吉田 俊司
作画監督:森本 浩文

第8話「銀杏の中の桜」

お寺で志摩子と乃梨子は再会した。志摩子は寺の娘であるということを隠してリリアンに通っていたのだ。乃梨子は秘密を守ると約束する。それ以降二人は、初めて出会った桜の下で会うようになり、親しくなっていった。
一方祥子や令は、志摩子の秘密を知っていた。その上で彼女自身の口から打ち明けさせたいと考えていた。そんなとき、志摩子が乃梨子に数珠を渡しているところを見た瞳子から、ある計画が提案される・・・。

脚本:吉田 玲子
絵コンテ:斉藤 哲人
演出:則座 誠
作画監督:波風 立流

第9話「ロザリオの滴」

波乱のマリア祭が終わって半月あまりが過ぎたが、志摩子は乃梨子を妹にはしていなかった。祥子や令は、なかなかきっかけを掴めない二人を心配し、乃梨子を山百合会の手伝いとして薔薇の館に招いた。しかしリリアンの制度に馴染んでいない乃梨子は、祥子と衝突してしまう。志摩子は止めに入るが、山百合会と乃梨子のどちらを取るかという選択を迫られ、薔薇の館から逃げ出してしまう・・・。

脚本:真部 千晶
絵コンテ:古橋 一浩
演出:山名 隆史
作画監督:服部 憲知

第10話「黄薔薇注意報」

由乃は令に剣道部に入りたいと申し出た。しかし令は入部に反対し、喧嘩になってしまう。
その一件以来、令と由乃は険悪な雰囲気になっていたが、由乃は令に黙って剣道部に入部届けを出してしまう。後からそれを知った令は、熱を出して寝込んでしまった。一方正式に入部した由乃の指導に当たるのは、令ファンの田沼ちさとだった。
数日後令は回復するが、由乃に対して「姉妹の関係を考え直すべきかもしれない」と伝える・・・。

田沼ちさと/高橋美佳子
野島部長/渡辺明乃
保科栄子/湯屋敦子

脚本:高橋ナツコ
絵コンテ:平向智子
演出:平向智子
作画監督:秋山由樹子

第11話「レイニーブルー」

約束していた遊園地デートを祥子が突然キャンセルしてきた。落ち込みながらも了承した祐巳だったが、三奈子から「祥子が瞳子と浮気しているのでは」と聞かされ、気になってしまう。次の日曜日、祥子はまたも約束を反故にした。祐巳は次の約束を求めるが、今は出来ないと断られてしまう。さらに次の週、約束の無い日曜日。祥子の家に電話をかけると、祥子と瞳子が一緒にいることを聞かされる。さらに学校で祥子が事情を説明しようと祐巳に話しかけるが、そこに瞳子も現れ…。

脚本:吉村元希
絵コンテ:ユキヒロマツシタ
演出:ユキヒロマツシタ
作画監督:森本浩文

第12話「青い傘」

聖は雨に濡れた祐巳を、学校近くに下宿している友人加東景の家に連れて行く。
制服や髪を乾かしてもらい、暖かいココアを飲んで、祐巳は少し元気を取り戻す。
次の日、少しでも明るく居ようと友達とお昼を食べていると、瞳子が現れ、祐巳は祥子に相応しくないと怒りをぶつけられる。一方、放課後に景の下宿にお礼に行くと、リリアンの卒業生という大家のおばあさんに迎え入れられ、励まされる。
さまざまな人に出会い、さまざまな言葉をかけられ、元気を取り戻してきた祐巳。そんな中、突然中等部の先生に呼ばれて…。

加東 景/斎賀みつき
池上弓子/高島雅羅
青田先生/松岡文雄

脚本:吉田玲子
絵コンテ:斉藤哲人
演出:筑紫大介
作画監督:辻美也子

第13話「パラソルをさして」

学園祭の準備をはじめた祐巳達。だが人手が足りず、助っ人として瞳子を薔薇の館に呼ぶ。祥子を好きな者同士、祥子が居ない分頑張ろうと考えたのだ。
それから一週間たっても祥子は学校に出てこなかった。祐巳と瞳子はマリア像の前で、加東景の下宿の大家、弓子さんに会う。彼女は昔喧嘩別れした友人に会いに、病院に行くという。病院と聞いて意味深なことを言う瞳子。そんな時、祐巳は蓉子に校内放送で呼び出される。祥子が休んでいる理由を聞かされた祐巳は、柏木の車で祥子のもとへと向かう・・・。

小笠原清子/相沢恵子
池上弓子/高島雅羅
彩子/竹村叔子

脚本:吉田玲子
絵コンテ:ユキヒロマツシタ
演出:ユキヒロマツシタ
作画監督:松島晃